診療案内

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内科

Internal medicine

内科では急性疾患としての発熱や風邪症状だけでなく、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの慢性疾患にも幅広く対応しています。
診療の際には、症状だけでなく患者さまの生活背景や個別の状況を総合的に考慮し、最適な治療方針をご提案しています。
食事や運動指導、薬物治療などを組み合わせ、一人ひとりに適した治療を行うことで、薬の過剰摂取を防ぎます。治療を中断してしまった方や健診で異常が見つかった方も、遠慮せずにご相談ください。
また、当院の院長は「日本老年医学会認定 老年科専門医」の資格を有しており、ご高齢者の診療に豊富な経験を持っています。
特にフレイルと呼ばれる健康と要介護の中間状態にある患者さまには、早い段階で介入し、自立した生活を継続できる期間を延ばすためのサポートを行っています。
ご高齢の方々が要介護状態にならないよう、丁寧にお手伝いさせていただきます。

問診の様子

生活習慣病

Lifestyle disease

生活習慣病は不規則な食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が原因で発症する疾患です。
当院では、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満など、各生活習慣病に対して適切な治療ならびに生活習慣の見直し、食事指導、適切な運動プログラムの提案など、個々の患者さまに合わせた総合的なアプローチを行い、患者さまの 健康状態を向上させることを目指しています。
生活習慣病にお悩みの方、予防を考えている方はご相談ください。
経験豊富な医師とスタッフがお待ちしております。あなたの健康な未来を一緒にサポートいたします。

血圧を計る様子

発熱診療

Fever treatment

発熱や風邪・咳症状がある方は受診前に当院までお電話にてご連絡をお願いいたします。
感染症対策のため、受診時間を調整いたします。

※当院ではコロナ・インフルエンザの迅速抗原検査は行っておりますが、PCR検査は実施しておりませんのであらかじめご了承ください。

マスクと体温計

脳神経内科

Neurology

当院では、脳神経内科に特化し、アルツハイマー型認知症やパーキンソン病の治療、脳卒中の再発予防に力を入れています。
アルツハイマー型認知症は、脳が徐々に萎縮し、それに伴い記憶力や判断力が低下し日常生活に支障が出る病気で、認知症の6-7割を占めます。
早期の段階から治療などの対応をすることで、その進行をより緩やかにすることが出来ますので、当院では、簡易的認知機能検査や必要に応じた検査を行い、早期発見、鑑別診断に努めています。
パーキンソン病は、脳の神経細胞に異常が起こり、手足が震える、うまく歩けないなどの障害が現れる病気です。
患者さまの症状に応じて個別の治療プランを立案し、適切な治療を行っています。
また、脳卒中の再発予防にも取り組み、抗血栓薬や生活習慣病の管理によりリスクを低減します。
当院の院長は、日本神経学会認定の神経内科専門医および日本老年医学会認定の老年科専門医の資格を有しており、アルツハイマー型認知症、パーキンソン病、脳卒中の患者さまの診療に豊富な経験を持っています。
お薬だけでなく、生活指導も行いながら患者さまをサポートしてまいります。

脳を虫眼鏡で覗くイメージ図

もの忘れ

Forgetfulness

認知症

  • 「もの忘れ」は、加齢とともに誰にでもみられるものですが、家庭生活や社会生活に支障をきたす場合には認知症の可能性が考えられます。認知症とは、脳の何らかの病気によって認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態を指します。
    認知症を引き起こす病気にはいくつかの種類がありますが、主なものとして以下の4つが挙げられます。

    ① アルツハイマー型認知症
    ② 脳血管性認知症
    ③ レビー小体型認知症
    ④ 前頭側頭型認知症

    それぞれ症状や適切なケアに違いがあり、認知症の種類を把握して適切な対応を行うことが重要です。
    現在、進行を緩やかにする治療薬があり、認知症の早期であるほど、その効果が望めますので、早期診断・早期治療が大切です。
    当院では、もの忘れで来院された患者さまには簡易的認知機能検査を行って状態を把握し、必要があれば近隣の病院で頭部MRI検査や脳血流SPECT検査などを受けていただき、的確に診断し、適切に治療を行います。
    また、生活習慣の見直しや脳トレーニングなど、日常生活での対策や予防方法についてもアドバイスいたします。
    不安を感じている方、ご家族の方におかれましては、ぜひ早期に受診いただくことをお勧めいたします。

  • もの忘れを表したイメージ図

MCI

MCI とは Mild Cognitive Impairment の略語で、軽度認知障害を意味します。MCIは、記憶力や判断力などの認知機能が低下してはいるものの、日常生活に支障がない状態を指し、健常な状態と認知症の中間の段階です。

内閣官房ホームページによれば、65歳以上の8人に1人が認知症、7人に1人がMCIといわれており、認知症よりも多いとされています。 MCIは、認知機能が回復する人(16~41%/年)、認知症へ移行する人(5~15%/年)があり、必ずしも認知症に移行するわけではありません。原因としては脳の病気だけでなく、体の病気、精神的ストレスによる場合もあります。

MCIから認知症に進みやすい原因の1つとして、アルツハイマー病が挙げられます。 2023年12月よりアルツハイマー病によるMCIとアルツハイマー病による軽度の認知症に対して、新しい認知症治療薬(原因となる脳内に蓄積されたアミロイドβ(Aβ)と呼ばれるたんぱく質を除去する働きがあります)の製造販売が承認され、アルツハイマー病(軽症)の方への診療が大きく変わろうとしています。 当院では、もの忘れで来院された患者さまには問診や簡易的認知機能検査を行って状態を把握し、必要があれば近隣の病院で頭部MRI検査や脳血流SPECT検査などを受けていただき、アルツハイマー病によるMCIの可能性が高いと判断した場合、患者様やご家族の意向に沿い、ご希望があれば、アミロイドβの有無の検査(アミロイドPETや髄液検査)が可能な病院との連携を行っています。
また、生活習慣の見直しや脳トレーニングなど、日常生活での対策や予防方法についてアドバイスいたします。

MCIを正しく知り、MCIのうちに早期発見に努めることが認知症の予防やその後の生活の質を保つためにとても重要ですので、不安を感じている方、ご家族の方におかれましては、ぜひ早期に受診いただくことをお勧めいたします。

もの忘れを表したイメージ図

パーキンソン病

Parkinson's disease

パーキンソン病は、脳の神経細胞に異常が起こり、運動をつかさどる神経伝達物質であるドパミンが減少し、運動障害をきたす神経変性疾患です。
主な症状として、①手足が震える、②動作が遅くなる、③筋肉が硬くなる、④バランスが保てない等があります。
しかし、個々の症状は異なるため、正確な診断と個別の治療が必要です。
治療では、薬物療法や運動療法、リハビリテーションなど、症状に合わせた多角的なアプローチを取り入れます。
また、パーキンソン病は慢性的な疾患であり、症状の経過や生活への影響が日々変化することがあります。
そのため、患者さまの変化に合わせて治療計画を調整し、定期的なフォローアップを行っています
パーキンソン病にお悩みの方やご家族の方は、気兼ねなくご相談ください。
患者さまの個別の状況に合わせた治療とサポートを提供し、日常生活の向上と健康な暮らしをサポートします。

手首に違和感を覚える様子

訪問診療

Home visit

訪問診療は、身体的な制約がある方、病状や環境の都合で外来への来院が難しい方々に対して、医師がご自宅に訪問し、必要な診察や治療を行います。
当院の訪問診療では、専門的な診断や治療を行うだけでなく、生活支援や健康相談も行っています。
ご自宅での薬剤管理やリハビリテーションのサポート、健康管理のアドバイスなど、総合的な医療サービスを提供しています。
ご自宅での診療を希望される方はお気軽にご相談ください。
医師がご自宅に伺い、必要な医療を提供いたします。患者さまの健康と快適な生活をサポートするために、お手伝いいたします。

積み木の家と医療器具